Google Stadiaの発表。テッククランチの記事より

タイトルの通りですが、Googleの次世代ゲームStadiaが11/9より世界14ヶ国で配信されるようです。特徴的なのはソニーのPS4やNitendo Swichのようにハードウェアが不要なこと。クラウドベースでインターネットに接続されていれば、プレイできるのがユニークだと思います。

このブログでも度々触れてきましたが、私はFinal Fantasy14をプレイしていますが、このゲームはMMORPGと呼ばれるジャンルで、自分だけでなく世界中のプレイヤーと交流しながらゲームを進めていける点が人気で、世界で累計1400万人がプレイしています。このようなゲームの場合は、常にインターネットに接続し、他のプレイヤーと交流する必要があり、私が小さかった頃のファミコンなどのように自分とファミコン(ハードウェア)とソフト(スーパーマリオなど)で遊びが完結することはありません。常にインターネットに接続し、他のプレイヤと協力、または対戦するというのが近年のゲームのトレンドです。

このようなトレンドが前提となると、ハードウェアは手元になくても問題ないような気もします。電気代も不要ですし、世界中のどこかで一番効率の良いところにデータセンターをかまえて処理すれば電気代も節約できるし、熱も放出されないし、エコなのかもしれません。まさに今までになかった発想です。

とはいえゲームって結局はコンテンツというかソフトのおもしろさが全てなわけで、一体どういうゲームがプレイできるの?って気になって調べてみたところ、リンク先の下の方にソフトを提供するパブリッシャー(開発元)の一覧がありますが、多くの有名どころが参加するようです。個人的にはスクエアエニックスのファイナルファンファンタジー15やセガなどが気になるます。正直なところ、RPGやシミュレーション系のゲームについては、コンマ1秒の操作の遅延などはほとんど問題ないのでStadiaのクラウドゲームの構想とは相性がいい気がします。

気になる料金といえば月額10ドルだそうです。これはソフト料金とは別で、クラウドサービス利用料という位置付けのようですね。であれば例えばPS4のハードウェア価格は3万円とすると30ヶ月で超えます。2年半ですね。うーん、絶妙な価格設定です。2年半以上PS4で遊ぶのであればPS4を買った方がお得という気もしますので、Stadiaが圧倒的に価格メリットがあると言うわけではなさそうです。

ちなみに日本でのサービス提供については初期の配信国には含まれてないようです。おそらく2020年中の提供ということになりそうです。